システム開発情報・知識(要件定義の成果物)
★https://pm-rasinban.com/rd-write
★ユーザのための要件定義ガイド第2版2刷 (ipa.go.jp)
1.業務要件
1-1.システム化の目的・背景・狙い
1-2.ビジネスプロセス関連図
1-3.業務機能構成表
1-4.ビジネスプロセスフロー
1-5.システム化業務フロー
1-6.業務処理定義書
2.機能要件
2-1.システム方式
2-1-1.ハードウェア構成図
2-1-2.ソフトウェア構成図
2-1-3.ネットワーク構成図
2-1-4.アプリケーション機能構成図
2-2.画面要件
2-2-1.画面一覧
2-2-2.画面遷移図
2-2-3.画面レイアウト
2-3.帳票要件
2-3-1.帳票一覧
2-3-2.帳票概要
2-3-3.帳票レイアウト
2-4.バッチ要件
2-4-1.バッチ処理一覧
2-5.テーブル・ファイル要件
2-5-1.テーブル関連図
2-5-2.テーブル・ファイル一覧
2-5-3.テーブル・ファイル定義
2-6.外部インターフェース要件
2-6-1.外部システム関連図
2-6-2.外部インターフェース一覧
2-6-3.外部インターフェース定義書
3.非機能要件
3-1.可用性
3-2.性能・拡張性
3-3.運用・保守性
3-4.移行性
3-5.セキュリティ
3-6.システム環境・エコロジー
システム開発情報・知識(1-1.システム化の目的・背景・狙い)
1-1.システム化の目的・背景・狙い
システム化あるいはプロジェクトを行う理由を説明した資料。進む方向性とも言え、この段階で上位者と認識の齟齬があると後述の手段(業務改革やシステム化)がひっくり返されることもあるため最も重要な資料だと言える。
ユーザー企業にヒアリングをしながら問題点・影響・原因・対策を整理していくのだが、実はこの作業は要件定義より前の「企画(システム構想とも呼ばれる)工程」にて行われていることが多い。
目的
なぜシステム投資を行うのか、何を達成しようとしているのか。
(例)現行システム陳腐化による過大な事務負担の軽減を目的として、新システムを構築する。
背景
前述の目的で書いた事柄がなぜ起きているのか(問題点や原因)。
(例)
・現行システムは構築から8年が経過し新たな業務への対応が困難であり、それを手作業で補っているため事務のミスが増加している。
・新業務に関する事務の比率が増加しており、今後さらに事務負担の増大が予想される。
・現行システムのインフラの多くは既にサポート期間が終了しており、維持管理上の深刻な課題となっている。
狙い
システム構築によってどのような効果を期待しているのか。
(例)
・システム化が未着手の○○業務への対応による効率化
・上記の○○業務システムと基幹システムとのデータ連携
・手作業によるデータ・チェック作業の自動化による人為ミスの減少
システム開発情報・知識(1-2.ビジネスプロセス関連図)
1-2.ビジネスプロセス関連図
出典:IPA『ユーザのための要件定義ガイド 第2版』,p.384
出典:IPA『ユーザのための要件定義ガイド 第2版』,p.379
システム開発情報・知識(1-3.業務機能構成表)
1-3.業務機能構成表
出典:IPA『ユーザのための要件定義ガイド 第2版』,p.386
システム開発情報・知識(1-4.ビジネスプロセスフロー)
1-4.ビジネスプロセスフロー
出典:IPA『ユーザのための要件定義ガイド 第2版』,p.390
システム開発情報・知識(1-5.システム化業務フロー)
1-5.システム化業務フロー
出典:IPA『ユーザのための要件定義ガイド 第2版』,p.394
システム開発情報・知識(1-6.業務処理定義)
1-6.業務処理定義
出典:IPA『ユーザのための要件定義ガイド 第2版』,p.397